ブレーンストーミングセッション~Catalysis at Okayama University~を開催

日時 2016年1月9日  
 本学において触媒研究を行う若手研究者らとリサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室は、学部間の垣根を越えて様々な視点から触媒研究(Catalysis)の強化・促進を考えるセッション「ブレーンストーミングセッション ~Catalysis at Okayama University~」を1月9日、本学津島キャンパス工学部大講義室で開催しました。

 開催にあたり山本進一理事(研究担当)・副学長が「岡山大学では、触媒に関する研究が非常に多く行われており、本学の強みのひとつとなる。このセッションを通して、研究者らがお互いの研究を知り、新たな発見や連携の可能性を模索してほしい」と述べました。ベルナール・シュヌヴィエ(Bernard CHENEVIER)リサーチ・アドミニストレーター(URA)が目的を説明後、演者として異分野融合先端研究コアの仁科勇太准教授、大学院自然科学研究科の狩野旬准教授(工)光藤耕一准教授(工)大久保貴広准教授(理)、大学院環境生命科学研究科の高口豊准教授(環境理工)金尾忠芳准教授(農)らが登壇し、それぞれが取り組んでいる研究課題や連携の可能性、本学研究力強化・促進への寄与策について紹介しました。セッションに参加した学生、教職員ら約60名はさまざまな視点から研究者同士交流を深める方法について議論を深めました。

 本学は、平成25年8月に文部科学省が全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。今回のセッションで得られた知見や人的ネットワークを最大限に利活用して、社会を革新する研究開発や学術の基幹を築いて行く予定です。

開催の挨拶を行う山本進一理事(研究担当)・副学長

 

セッションの趣旨を説明するベルナール・シュヌヴィエURA

研究を紹介する演者

 

熱心に講演を聞く参加者ら