佐藤URAが宇都宮大学URA室平成27年度講演会で「岡山大学URAにおける研究大学マネジメント活動」と題して講演

日時 2016年2月22日 
 2月22日、宇都宮大学陽東キャンパス(栃木県宇都宮市)で開催された「宇都宮大学URA室平成27年度講演会」において、佐藤法仁学長特命(研究担当)・URAが、講演を行いました。

 同大学では、地域共生研究開発センターに学内教員の研究活動を支援・強化することを目的に URA室を設け、専任のURAを配置しています。今回はこのURA室主催としての講演会に佐藤法仁学長特命(研究担当)・URAが登壇。URA室副室長の桑江良昇客員教授のコーディネートのもと、「岡山大学URAにおける研究大学マネジメント活動~全体像と詳細~」と題して、岡山大学URAがどのように組織され、運用・改善を行っているのかを個々の事例を挙げて紹介しました。また岡山大学URAは、教員でも事務職員でもないまったく新しい「第3の職」として位置づけられており、規程などもURA用のものが定められていることも紹介。このようなことが出来るのは、単に学長の強いリーダーシップだけではなく、教員と事務職員のURAへの理解と協力があることを説明しました。参加者らからは、高度研究系マネジメント人材をどのように育成、あるいは確保するのか、教員や事務職員とのより良い関係をどのように構築していくのかなどについて意見を交換しました。

 本学は他機関を先導するURA制度を構築し、後世に残すための努力を行っています。この取り組みは、アカデミアの活性化のみならず、わが国の研究力強化促進にも寄与すると考えています。また取り組み自体も本学だけで行うのではなく、他大学・研究機関と共同・連携できる点は共同・連携し、わが国全体の研究力の強化促進を成したいと考えています。

講演会場となった宇都宮大学オプティクス教育研究センター