更なる国際共同研究強化・促進を目指すため渡日プログラム「JAPAN TAG」(ドイツ)に参加

日時 2015年11月5日
 文部科学省の「研究大学強化促進事業」に選定された機関らでつくる「大学研究力強化ネットワーク(RUネットワーク)」のタスクフォース(TF)のひとつである「国際連携を促進するためのTF」(幹事校:大学共同利用機関法人自然科学研究機構(NINS))の活動の一環として11月5日、ドイツにおいて、国際共同研究強化・促進に関するイベントを開催しました。

 今回、ドイツのデュッセルドルフ大学にて開催された渡日プログラム「JAPAN TAG」(日本学術振興会(JSPS)のボン研究連絡センター主催)に参加。山本進一研究担当理事・副学長や宇根山絵美学長特命(研究担当)・URAが大学及び研究プロジェクト紹介等を行いました。

 同プログラムにおけるJSPSボン研究連絡センターとRUネットワークの狙いは、日独間の国際共同研究活動が活性化です。今回のイベントでは、200名を超える大学関係者や学生、研究者が参加。ドイツ側からは、大学紹介やドイツ研究機関から日本との連携に期待する点、日本の研究機関紹介や日独連携事例紹介などが、日本の機関紹介では、参加機関が研究力の強みなどについてプレゼンテーションを行いました。また会場外のロビーでは、参加大学がブース展示を行い、訪れる研究者や学生らと意見交換を実施しまた。

 翌日6日は、本学の山本理事が訪問団団長を務め、渡日プログラム説明会における連携促進効果を向上させる目的でデュッセルドルフ大学の研究支援部門及び同施設を訪問。研究力強化・促進につながるネットワーキング及び国際連携に向けた取組について意見交換を行いました。

 本学は、RUネットワークの運営委員や各TFの幹事校などを務めています。今後、研究レベルの更なる向上を戦略的に実施し、世界トップレベルの研究大学(リサーチ・ユニバーシティ)へと発展させていきます。 なお本イベント参加は、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施されました。

大学研究力強化ネットワーク*

 文部科学省「研究大学強化促進事業」に採択された22機関を中心として、大学の研究力強化を強く推進する機関に呼びかけ、賛同を得られた機関で構成されている(窓口:NINS)。各大学の個性・特徴を尊重しつつ、研究者-URA-事務担当者の三者の緊密な連携のもと、大学・研究機関の枠をこえて、大学の研究力強化および支援機能の拡大を図る方策に関する議論と情報交換を行い、「共同しておこなうべきところは共同して行う」という発想のもと、相互の連携の推進を図り、また、必要な施策について行政等に働きかけるなど、個々の大学の研究力強化に資する活動を行っている。

 また、研究力強化に関する具体的な取り組みについては、テーマ別のタスクフォースを置き、参加機関間で協議・連携する場としている。

   ・ 海外拠点を活用し国際プレゼンス向上
 ・ 国際連携を促進するためのタスクフォース
 ・ 国際情報発信に関するタスクフォース
 ・ 大学ランキング指標に関するタスクフォース
 ・ コンプライアンスに関するタスクフォース

大学研究力強化ネットワークホームページ:http://www.runetwork.jp/

  渡日プログラムの紹介を聞く参加者ら

 
本学の出展ブースで説明を受けるドイツの学生ら
本学の研究概要と戦略について紹介する宇根山学長特命(研究担当)・URA
 
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デュッセルドルフ大学関係者らとの情報交換会で挨拶する山本理事(中央)