第16回慶應科学技術展KEIO TECHNO-MALL 2015に参加

日時 2015年12月4日　
　慶應義塾大学理工学部の研究成果を紹介し、共同研究や技術移転等のきっかけとなる“出会いの場を提供するイベント”である「第16回慶應科学技術展KEIO TECHNO-MALL 2015」が12月4日、東京国際フォーラム（東京都千代田区）にて開催されました。

　同技術展での特別基調講演では、甘利明経済再生担当大臣が「成長戦略としてのオープンイノベーションと産官学連携」として講演。政府が進めるイノベーション政策や産学官連携強化策などについて紹介しました。また80を超える研究シーズが紹介され、共同研究や社会実装の強化・推進などについて議論、マッチングが行われました。本学からは、佐藤法仁研究担当学長特命・URAが参加。出展研究者らと共同研究の取り組みや情報交換、研究シーズの戦略的出展のあり方などについて精力的に実施しました。

　本学においても、「ライフサイエンスワールド（アカデミックフォーラム）」や「Bio Japan World Business Forum」、「nano tech 国際ナノテクノロジー総合展示・技術会議」などの戦略的出展（大型展示会）において、学内研究シーズを紹介しています。また本学キャンパスで開催する「岡山大学 知恵の見本市」や強みある医療系分野の研究シーズの紹介を行う「医療展示会中央西日本メディカル・イノベーション」を積極的かつ戦略的に実施しています。各大学が持つ研究シーズや戦略的出展のノウハウ共有などは産学官連携強化・促進において重要なポイントとなります。本技術会で得られた様々な叡智を今後、研究系サポート部門である本学研究推進産学官連携機構と共に、研究大学運営とリサーチ・ユニバーシティ（研究大学）：岡山大学の構築に活かしていきます。

　なお本技術展の参加は、平成25年8月に文部科学省がわが国のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した、「研究大学強化促進事業」の一環として実施されました。