文科省「研究大学強化促進事業」 岡山大学平成26年度第二回研究力強化報告会を開催

日時 2015年9月9日 

 本学は9月9日、文部科学省「研究大学強化促進事業」における取組状況の報告と今後の研究戦略を協議する「第2回岡山大学平成26年度研究力強化報告会」を本学津島キャンパスにて開催しました。  今回は、6月26日に開催された第1回報告会に引き続き2回目。開催にあたり、山本進一研究担当理事・副学長が報告会の趣旨について、松本匡史リサーチ・アドミニストレーター(URA)が本学の取り組みを説明しました。これまでの研究成果や研究支援業務等について、本学全体の研究力強化に不可欠な共同実験施設である自然生命科学研究支援センターに所属する秋山耕陽助教、太田弘道助教、長田直之助教、加藤百合助教、磯本祥恵技術職員、内村奈実技術職員、作埜秀一技術職員、稙田正直技術職員をはじめ、研究力強化促進の核として設置されている「グローバル最先端異分野融合研究機構(G研究機構)」のエネルギー環境新素材研究コアに所属する寺嶋健成講師や異分野融合先端研究コアの杉本育代技術職員らが報告。参加した役員や研究推進産学官連携機構の各本部長らとともに、今後の方針等について意見交換を行いました。総括では、古矢修一研究担当副理事・上級URAが「研究大学強化促進事業を核として、本学では他にもさまざまな大型事業が採択されている。これら大型事業との密な連携や研究者同士の交流を活性化させ、明確な戦略のもと本学や我が国の研究力強化につなげていただきたい」と話しました。  本学は平成25年8月6日に本事業に選定後、執行部の研究系ブレーン組織であり研究大学運営を担うURAの増強とともに、研究力分析・戦略立案やG研究機構への重点的支援などの研究環境の改革への取り組みを精力的に実施。質の高い研究成果や革新的イノベーションにつながるシーズを輩出し続けています。今回の報告会で得られた意見をさらに活かし、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」として立ち位置を増強する改革を進めていきます。

報告会趣旨を説明する山本研究担当理事・副学長
 
   研究報告と今後の取組を説明する発表者
 
総括を述べる古矢研究担当副理事・上級URA
 
    熱心に聞き入る参加者ら