茨城大学URAらとのURA制度運用などに関する情報交換会を実施

日時 2016年2月25日

  2月25日、茨城大学大学戦略・IR室(URAオフィス)の平山太市URA、梶野顕明URA、坂場理恵室員が来学。URA制度運用などについての情報交換を行いました。

 まず本学の佐藤法仁学長特命(研究担当)・URAが、岡山大学URA制度について、制度設計を始めた段階からのプロセスについて紹介。教員でも事務職員でもない、新しい「第三の職」としてのURAを運用するための環境作りや現場の理解などについて説明しました。茨城大学からは平山太市URAが同大学でのURAの運用と職務内容について説明。より良い運用などについて議論を深めました。特に研究系のマネジメント行う際のレポートラインの明確化は新しい職において重要な点あり、「誰が誰の命を受けて、誰に対して責任を持って職務を遂行しているのか」という組織のあり方について意見を交換しました。

 本学は茨城大学などが実施する「「多能工型」研究支援人材育成コンソーシアム」(実施機関:群馬大学・宇都宮大学・茨城大学、連携機関:埼玉大学)シンポジウム「大学改革の中の研究支援 -研究マネジメント人材のあるべき姿を探る-」(2015年12月11日、航空会館)において、山本進一研究担当理事・副学長が「岡山大学のURA活動の取組とその展望、及びURA組織のマネジメント」と題して講演を行っており、URAのマネジメントのあり方についての意見交換を続けてきました。今後も各大学の組織規模、ビジョンに即したURA運用のあり方について情報交換を深め、わが国の研究力強化・促進に寄与して行きます。