神戸大学URAらとの情報発信に関する情報交換会を実施

日時 2016年2月24日 
 2月24日、神戸大学学術研究戦略企画室のURAである岩崎之勇特命准教授らが来学。情報発信の現状などについての情報交換を行いました。

 現在、世の中にはさまざまな情報発信のツールがあり、大学本部や部局などがホームページやSNSを運用する中で、教員自らが情報を発信する適切かつ効果的な方法について情報交換を行いました。本学からは、佐藤法仁学長特命(研究担当)・URAが、大学本部と部局での取り組みについて紹介。教員個人レベルの情報発信については自由意志に一任しており、そこに大学ルール(特に研究系の細かな規定)はないことを説明。ただ、発明・特許という視点から見た際には、発信者が充分な特許知識を有せずに情報を発信することによる特許性を失う危険性や、生体試料や患者データの不適切な扱いによる情報流出につながる問題などについて紹介し、大学機関における効果的な情報発信のあり方について議論を深めました。

 本学と神戸大学は、研究力強化に取り組む大学等によるネットワーク「大学研究力強化ネットワーク」(事務局:自然科学研究機構)の参加機関であり、かつ国際情報発信タスクフォースの運用機関でもあります。今後も情報交換を深め、世界にわが国の研究情報を効果的に伝える方法を探索し続け、プラットホームなどに活かしていきます。