日本-インド国際共同研究・イノベーション創出のさらなる強化・促進を図るための技術連携交流会を開催

日時 2015年12月22日 
 本学はインド国との国際共同研究とイノベーション創出のさらなる強化・促進を図ることを目的として、12月22日、インド・ケラーラ州のティルヴァナンタプラム(トリバンドラム)にある国立ラジーヴ・ガンディー生物工学センター(RGCB)のバイオ・イノベーションセンター(RGCB-BIC)において技術連携交流会を開催しました。

 RGCBとはこれまでに、両機関の感染症研究発表会や日印国際共同研究強化・推進を図る「グローバル・フューチャーセッションinインド」を開催するなど、執行部や研究者が密に連携する機関同士の交流を行っています。

 今回の訪問は、森田潔学長、槇野博史理事(病院担当)、妹尾昌治副学長(国際連携大学院担当)・教授、佐藤法仁学長特命(研究担当)・URA、宇根山絵美学長特命(研究担当)・URA、三好伸一教授(薬)、岩崎達雄教授(病院)、大原利章助教(医)、バイディナード・アルン(Vaidyanath Arun)助教(工)らが参加しました。

 RGCB-BICでは、感染症研究やがん研究、バイオインフォマティクス(生命情報学)研究などにおいて、インド政府の強いリーダーシップと研究者の創意工夫により、世界を先導する研究と社会実装を進めています。文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として参加した妹尾副学長・教授とアルン助教は、がん幹細胞研究やバイオインフォマティックスについて、大原助教は鉄とがん・感染症制御研究について、日本とインド国際共同研究・イノベーション創出につながる熱い議論を行いました。

 本技術連携交流会は、インド・コルカタ市にある本学インド拠点である岡山大学インド感染症共同研究センター(CRCOUI)の篠田純男センター長・特任教授がモデレーターを務めました。今後のCRCOUIの更なる役割強化、日印国際共同研究強化・促進について具体化させ、インドと共に研究力強化・促進をひとつの基盤として、グローバル社会において活躍できる「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」を目指します。

 なお本技術連携交流会は、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施されました。

岡山大学インド感染症共同研究センター(CRCOUI):http://wwwcid.ccsv.okayama-u.ac.jp/

国立ラジーヴ・ガンディー生物工学センターバイオ・イノベーションセンター(RGCB-BIC):http://rgcb.res.in/rgcb-bio-innovation-center-bic/

技術連携交流会に参加した本学とRGCB-BIC関係者ら

 

日印国際共同研究のあり方を議論する槇野病院長・理事(病院担当)(右から2人目)

RGCB-BICにおけるバイオインフォマティクス研究の取り組みを聴く参加者ら

 

RGCB-BICの取り組みと連携について意見交換を行う本学関係者ら

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技術連携交流会の会場となったRGCB-BIC

 

 ティルヴァナンタプラム(トリバンドラム)の位置