森田学長らがインドでJST「さくらサイエンスプラン」実施学生と交流

日時 2015年12月21日
 本学は、科学技術振興機構(JST)が実施している、優秀なアジアの青少年が日本を短期に訪問し、未来を担うアジアと日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指した「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(さくらサイエンスプラン)の採択校です。

 今回、森田潔学長らがインド国との交流事業で本年9月に来学したインド人学生らと12月17日、コルカタ市で交流会を開催しました。

 はじめに事業代表者である本学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)の三好伸一教授から交流概要を紹介。その後、学長らと共に参加した岡山大学病院長の槇野博史理事(病院担当)、本学インド拠点の岡山大学インド感染症共同研究センター(CRCOUI)の篠田純男センター長、今村大輔准教授、本学の佐藤法仁研究担当学長特命・URA、宇根山絵美研究担当学長特命・URAらと交流会を実施しました。

 インド人学生からは、日本の文化・習慣で驚いた点や本学の研究力の高さとインドとの研究連携や留学制度の充実などについてさまざまな意見を紹介。森田学長からは、「皆さんは本学の同窓生のひとりでもあります。また本学にはインド拠点があり、すでに太いパイプがあります。今後、さらに太いパイプとなり日印の科学技術交流などの強化促進につながるように私たちも全力でサポートしていきたい」と述べました。

 本学は、文部科学省「研究大学強化促進事業」「スーパーグローバル大学創成事業」採択校でると同時に、平成19年9月にインド・西ベンガル州コルカタ市にCRCOUIを設置し、インド国立コレラ及び腸管感染症研究所(NICED)などと長年にわたる密な国際共同研究体制や、本学執行部や関係機関などとの連携のもと、コレラや赤痢といった下痢症の制圧プロジェクトを精力的に実施しています。また、今年は「日印科学技術協力協定締結30周年」でもあります。今後、さらなるインドとの科学技術人材交流や国際共同研究強化促進を行い、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」として国際社会でイニシアチブを持つ大学として邁進していきます。

 岡山大学インド感染症共同研究センター(CRCOUI):http://wwwcid.ccsv.okayama-u.ac.jp/

          挨拶する森田潔学長(右)

 
意見交換会に参加した本学とインド人学生ら