佐藤URAが新潟大学においてIR(Institutional Research)についての情報交換を実施

日時 2015年9月9日 

 9月8日、新潟大学五十嵐キャンパス(新潟市西区)において、佐藤法仁学長特命(研究担当)・URAが同大学役員やURA、評価センター教職員らと研究力強化促進に伴うIR(Institutional Research)についての情報交換会を行いました。
 講演では佐藤法仁学長特命(研究担当)・URAが、「研究力強化と科学技術・学術研究を支える岡山大学URA」と題して講演。単に研究支援事務要員としてのURAではなく、執行部の研究系ブレーンとして研究大学運営を直に行う高度研究系マネジメント人材として職務を行う「岡山大学URA」の制度設計と運用方針について説明した後、さまざまな情報分析から大学、研究者の研究力評価を行い、マイルストーンを設けた研究強化戦略の実例について紹介しました。また今回は特にURAの参加者が多いことから、今後URAという職種が明確な立ち位置を構築し、大学を動かす高度研究系マネジメント人材として活躍していく道筋についても、本学の事例をもとに紹介しました。
 意見交換では、高橋均理事(研究・社会連携担当)・副学長や高比良幸藏理事(総務・労務担当)、宮田等副学長(研究担当)、門脇基二副学長(社会連携・情報化推進担当)ら同大学執行部とURAが担う研究力分析とその戦略立案・実行について、執行部や部局との関係やIRを浸透させる方策などについて議論を深めました。
 本学では2012年9月に自主経費を用いてURAを配置。森田潔学長の強いリーダーシップの下、山本進一研究担当理事・副学長をパートナーとして直に研究系大学運営を担う人材として学内外でその職務に当たっています。これらわが国のURA制度において、他に例を見ない先導的事例として実績を蓄えつつ、わが国全体の研究力強化促進に寄与できることを目指しています。今後も、さまざま大学・研究機関と積極的に情報交換等を実施し、より良い科学技術・学術研究の場を構築して行きます。