山本エグゼクティブ・アドバイザーが研究力強化に資するリサーチ・アドミニストレーター機能について講演

日時 2017年12月25日 

   本学の山本進一エグゼクティブ・アドバイザー(EA)が12月8日、電気通信大学(東京都調布市)で開催された「第5回電気通信大学 Unique & Exciting Research Symposium 大学等における URA 機能の拡大に向けて」において講演を行いました。
  電気通信大学では、学長直下にすべてのリサーチ・アドミニストレーター(URA)が所属する研究戦略統括室を設置。戦略立案や統括機能を集約し、文部科学省の「研究大学強化促進事業」の推進体制を行っています。
    今回のシンポジウムを代表し、同大の福田喬学長が開会の挨拶を行い、次いで文部科学省 研究振興局学術研究助成課小桐間徳課長の来賓挨拶が行われました。山本EAは、「研究力強化に資するURA機能の拡大」と題して講演。本学におけるURA導入前後での組織運営の変化、URAに求められる業務の多様化・高度化などについて、事例を挙げながら大学経営への参画、全学的協力体制構築の重要性を強調しました。
    本シンポジウムでは、「知」の創出を担う大学の研究力強化に向けて、大学や研究機関における研究者と URA の協働や伴奏の先進的な取り組みになどに関する講演が行われました。また、パネルディスカッション「大学等におけるURA機能の拡大に向けて」でも山本EAが参加。大学等の研究力強化・社会の発展に繋げる方策におけるURAシステムの確立・強化などについて、熱い討論が展開されました。
  本学では、URAによる強みある研究コアのマネジメントの実施や次世代を担う研究コアの選定・育成などをIR分析に基づいて実施しています。また人材運用・キャリアパスの面では、全国に先駆けてURAを副理事として起用。それも研究担当だけではなく、国際担当や企画・評価・総務担当など、より大学経営に深く関与する立場、かつ若手URA人材を育成して副理事に登用するなど他大学・研究機関では見られないドラスティックな運用をして来ました。今後もさまざまな機関の好事例を吸収しつつ、本学独自のURA運用と研究力強化促進を図って行きます。

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【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8919

12.25写真①.jpg「研究力強化に資するURA機能の拡大」と題して講演する山本エグゼクティブ・アドバイザー

12.25写真③.jpgパネルディスカッションの討論を熱心に聞く参加者ら