カナダ・ケベック先端科学技術大学院大学(INRS)と学生交流協定を締結

日時 2016年10月18日

 本学は9月29日、カナダでトップレベルの研究を進める大学院大学、ケベック先端科学技術大学院大学(INRS)と津島キャンパスで学生交流協定を結びました。今年2月に交わされた大学間交流協定に続き、学生交流協定を締結することで、幅広い分野の先端研究についての共同研究や情報交換、教員や学生の交流を進めていきます。
 調印式には、INRSからイヴ・ベジン副学長、アリ・エルカカニEMTセンター代表を含む6人、本学から山本進一理事・副学長(研究担当)をはじめ、田中秀樹大学院自然科学研究科長、神崎浩大学院環境生命学研究科長など7人の教員が参加。ベジン副学長と本学の荒木勝理事・副学長(社会貢献・ 国際担当)の間で署名が行われました。その後、ベジン副学長らは森田潔学長を表敬訪問し、今後の人的交流の推進について意見を交わしました。
 翌30日には、同じく津島キャンパスで研究交流ワークショップを開催。両大の強みである光、材料、環境の分野の研究者間で精力的に意見交換がなされました。
 両大の交流は、本学大学院自然科学研究科の紀和利彦准教授が発明したテラヘルツ波ケミカル顕微鏡を核に、同准教授とINRS EMTセンター尾崎恒之教授との間で共同研究が開始された事をきっかけにスタート。その後も自然科学研究科、環境生命学研究科の教員を中心に活発な人的交流、研究交流が進められ、本年、大学間交流協定を締結するに至りました。

【本件問い合わせ先】
戦略的プログラム支援ユニットURA執務室
シニアURA Bernard CHENEVIER
TEL:086-251-8917

大学院自然科学研究科(工学系)
准教授 紀和利彦
TEL:086-251-8130

(16.10.18)

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署名を行うベジン副学長(左)と荒木理事・副学長

③研究交流ワークショップの様子.jpg
研究交流ワークショップの様子