第2回URAインターナショナル・リサーチ・セミナー

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開催日時:2014年11月12日

本学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室は11月12日、研究力のさらなるグローバル化促進・強化を目的に、「第2回URAインターナショナル・リサーチ・セミナー」を創立五十周年記念館で開催しました。

フランス国立科学研究センター(CNRS)リサーチディレクターであり、材料・プロセス科学技術研究所(SIMaP)で所長を務めるミッシェル・ポンス(Michel Pons)所長が、「グルノーブル大学における材料・プロセス科学の研究について」と題し、同研究所で行われている多機能性材料の研究、開発について講演を行いました。物質の解析や製造といった原子レベルでの研究から、エネルギーや電子機器などに対する構造的・機能的適用性の検証といった実験までを連動させた研究活動を紹介。プラズマによる高純度シリコンの精製などを例に挙げ、広い視点に立った横断的な研究の重要性を話しました。

本学からは大学院自然科学研究科の橋本英樹助教(無機材料学研究室)、寺西貴志助教(無機物性化学研究室)、異分野融合先端研究コアの仁科勇太准教授がそれぞれの研究を講演。ポンス所長や参加者らとともに、材料科学分野における最先端研究や国際共同研究連携のあり方などについて熱心に意見交換しました。